斑入りの葉にピンク色のシソ科らしい可愛い花です。
ヘミジギア の特徴
シソ科ヘミジギア属の南アフリカ原産の半耐寒性の多年草です。
葉
高さ30~50cm、茎は上部で分岐します。斑入りのハイブリッド種のヘミジギア・ ピンクサファイアです。葉は対生、寒さに当たるとピンク色を帯びて綺麗です。
花
花期は5~7月、10~12月の2期咲きです。花色は白、ピンク、紫色、頂上に総状花序を付け2~6個の花が輪生状に付きます。花茎は濃いピンク色、毛があります。萼は5裂、上唇部が広卵形で大きく他は錘状、披針形です。筒部は萼から長く伸び、花は2唇形、上唇はピンク色で2裂し斜上し、裏面には毛があり腺点があります。下唇は白色で3裂して凹みます。雄しべは4本、下唇に包まれるように付き、下の2本が長く花糸は合着しているものもあります。葯は濃褐色、下の写真は葯が破れて黄色い花粉が見えています。花柱は突き出て先端部分はピンク色で浅く2裂しています。
育て方
日当たりの良い場所が好きですが夏の西日は避け半日陰に置きます。夏の高温多湿は苦手なので夏は花が途切れます。花後に切り戻します。耐寒温度は0℃、冬は軒先、明るい室内に置きます。成長は早いので4月に植え替えをします。挿し木で増やせます。花だけでなく、カラーリーフとしても寄せ植えの材料としても楽しめます。