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タデ科~アキノウナギツカミ(秋の鰻攫)

へんてこな名前ですが薄いピンク色の小さな花と明るい緑色の葉が可愛らしい花です。

アキノウナギツカミ

タデ科イヌタデ属の1年草、在来種
分布 北海道から九州、朝鮮半島、中国、シベリアの日当たりの良い湿地や池畔、休耕田など。
別名 アキノウナギヅル

早生の草丈の低い畑地性のものをウナギツカミ、晩生の湿地性の物をアキノウナギツカミと区別されていましたが、現在は生態の差とされているそうです。

アキノウナギツカミの葉

下部は地を這い上部は他の植物に寄りかかって直立もしくは斜上し1m以上になります。茎には4稜あり下向きの棘が他の植物に引っ掛かりやすくなっています。葉は互生、幅2~3cm、長さ5~10cmの卵形披針形から長形披針形で先端は尖り基部は心形または矢じり型です。葉は淡緑色で葉表は無毛ですが、葉裏の脈上と葉柄には毛があります。下部は葉柄が長く上部は葉柄が短くまたは無柄で茎を抱きます。葉柄の基部には斜めに切れた膜質の托葉鞘があります。縁毛はありません。

アキノウナギツカミ

成熟するとしばしば色付きます。

アキノウナギツカミの花

花期は7~10月、茎先、葉腋に十数個の花を1cmほどの頭状に付けます。花色は下部は白色、先端は淡紅色です。

アキノウナギツカミの花

広楕円形の花被片は5枚、雄しべは白色で内側に3本、外側に5本の8本、花柱は途中まで合着した3本。

果実

アキノウナギツカミの果実

花被に包まれた果実は3稜ある痩果で暗褐色から黒色で光沢があります。

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