野草の趣のあるヒナソウ、鮮やかな青や白の中央に黄色い光を灯したような小さな花が沢山つきます。
ヒナソウの特徴
北アメリカ東部原産のアカネ科ヒナソウ属の常緑多年草です。
葉
草丈5~20cm。細い茎が密生し匍匐して横に広がります。葉は全縁、へら型、披針形で対生します。冬でも緑色なのでトキワナズナ(常盤薺)と呼ばれます。
花
花期3~6月。花径1cm、細い花筒を持つ合弁花で4裂します。花色は白、青色で中央部が黄色です。萼は線形で4裂。
夏に小さな黒い種子が付きます。
育て方
耐暑性、耐寒性があります。耐寒温度はー5℃。日向から半日陰の風通しの良い場所に植え付けます。水やりは茎が細く蒸れやすいので葉に水がかからないようにします。また根が浅いので特に夏場の乾燥に注意が必要です。か弱そうに見えて丈夫な植物です。5月、9月が植え付けの時期です。株分けや採り蒔きで増やします。零れ種でも増えます。病害虫も特にありません。
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