アミメアリ
- ハチ目アリ科フタフシアリ亜科アミメアリ属
- 分布 日本全土
- 大きさ 2~3mm
- 出現期 5~10月
- 食べ物 樹液、果実、菓子、昆虫の死骸
- 完全変態
頭部、胸部、腹柄節は光沢があり赤褐色から褐色、細かい網目状の隆起があります。腹部は黒色、下向きに下げていることが多く、丸く見えます。前伸腹節には1対の長い刺が見られます。腹柄部は2節。触角は11節。
女王バチを持たず、働きアリだけで産卵、繁殖する単為生殖です。石の下や朽ち木の隙間などに潜み、卵や幼虫、蛹などを管理しますが、決まった巣を持たないアミメアリは餌を求めて集団で長い列を作って移動します。この時、卵や、幼虫、蛹を銜えて移動、蛹は繭を持たないそうです。稀に翅をもつオスアリや、単眼を持つ大型の働きアリがいるそうです。