自然教育園 生き物

コガネムシ科~愛嬌たっぷりなアオドウガネ(青銅鉦)

木からポタリと落ちてきたのはアオドウガネ、綺麗な虫です。

アオドウガネ

光沢がある綺麗な緑色のずんぐりしたアオドウガネ

  • コウチュウ目コガネムシ科
  • 分布 本州、四国、九州、沖縄、ただいま北上中
  • 大きさ 17~25mm
  • 出現期 5~10月
  • 完全変態
アオドウガネ

9月1日・自然教育園

 

大型でずんぐりとした体形、光沢がある綺麗な緑色です。胴体は赤銅色を帯びています。

腹部の各腹節の両側に灰白の毛束があるアオドウガネ

7月4日・自宅

 

腹部の各腹節の両側は灰白の毛束があります。

眼も触角もなんだか愛嬌たっぷりアオドウガネ

7月1日・自宅庭

 

眼も触角もなんだか愛嬌があります。手で触ると液体状のとても臭い排泄物を出すそうです。触るのはやめにしました。

ひっくり返っちゃったアオドウガネ

ひっくり返っちゃった~ 7月6日・自宅

生態

アオドウガネの交尾

交尾・8月20日・自然教育園

 

6月~8月 地中に産卵します。
地中で幼虫(イモムシ)になり、土繭を作り蛹になります。
翌年、成虫に。

アオドウガネ幼虫

幼虫は地中で植物の根や腐葉土を食べ、成虫は広葉樹の葉や農作物も食べます。なかなかの大食漢で農家にとっては厄介者。夜行性で灯火に集まってきます。昼間は落葉の下や葉で休んでいます。

アオドウガネとヤマトアオドウガネ

アオドウガネは尾節板は短く、中央を除いて全面に毛が生えています。
ヤマトアオドウガネの尾節板は長く黄色の毛が1列並んでいるだけ。

アオドウガネは上翅の隆起した部分が後ろまで続いていますが、
ヤマトアオドウガネは腹部第2節まで。

暖地性のアオドウガネは繁殖力も強く北上して勢力を伸ばしています。
ヤマトアオドウガネやドウガネブイブイを駆逐しているようです。
ヤマトアオドウガネは絶滅危惧種、準絶滅危惧種に指定されている県があります。

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