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サルトリイバラ科~シオデ(牛尾菜)

他の植物に絡まって伸びるシオデ、球形に付く花は小さくて地味ですが、雌花は緑色の子房の先に付けた飾りが楽しいし雄花は線香花火の様です。

シオデの特徴

サルトリイバラ科シオデ属のつる性の多年草で北海道から九州の山地に自生する在来種で、朝鮮、中国、台湾、フィリピンに分布しています。葉が開く前の茎や新芽は美味しい山菜で、天ぷらや和え物でアスパラガスに似た味を楽しめます。別名、山のアスパラ、フデコ、ヒデコ。

茎・葉

シオデ

茎には稜があり蔓状に長く伸び、葉柄の基部から1対の托葉が変化した巻きひげを出して他の植物に絡みつきます。

シオデの葉

葉は互生、葉柄は長さ1~2cm、幅2~7cm長さ5~15cmの卵状楕円形で基部は心形、柔らかくやや厚みがあり光沢があります。5~7の縦脈があり裏側が出っ張ります。葉裏は淡緑色。

花期は7~8月、雌雄異株で球形の散形花序を付けます。

雄花

シオデの雄花

花色は淡緑色、花被片は6枚、5mmの長楕円形で強く反り返ります。緑白色の雄しべは6本、白い葯は細く、鉤状に曲がります。

雌花

シオデの雌花

雌花は雄花より小さく花被片は6枚で長楕円形で反り返ります。花柱はほとんどなく緑色の子房に淡黄色の柱頭が3裂してのっています。

果実

シオデの若い果実

果実は1cmの球形の液果です。

シオデ果実

熟すと黒く光沢があります。

シオデの種子

種子は6mm、赤褐色でエライオソームが付いています。

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