コナラの木の下で細身のカミキリムシを見つけました。金色のビロウドのような毛をまとった魅力的なカミキリムシでした。
キマダラミヤマカミキリ
- 甲虫目カミキリムシ科カミキリ亜科
- 分布 本州、四国、九州
- 大きさ 22~34mm
- 幼虫の食べ物 クヌギ、コナラ、クリなどの朽ち木
- 成虫の食べ物 樹液、花粉、花の蜜
- 夜行性
- 完全変態
- 越冬 幼虫、成虫
越冬した成虫でしょうか、翅が痛んでいます。赤褐色から黒褐色の体色に全身金黄色のビロウド状の毛が生えています。微毛の生える方向の違いからまだら模様に見えます。光や見る角度によって色や模様が違って見えます。前胸背、両側中央付近に円錐状の突起があり、胸部背面には不規則な凹凸があります。上翅端内角は刺状に突出しています。
触角は長く、メスでもこの長さ、オスは体長の2倍以上の長さです。
立派な触角の持ち主ですが右の上翅が失われていました。
エノキにいたのは触角が失われていました。