春の蛾です。
ハスオビエダシャク
- チョウ目シャクガ科
- 分布 本州、四国、九州、対馬、屋久島
- 大きさ 開帳40~48mm
- 出現期 4~5月
- 食性 幼虫ー広葉樹の葉など広食性 成虫ー花の蜜
- 完全変態
- 越冬 蛹
成虫
前翅は淡褐色に中央付近から翅頂にかけて暗褐色の帯が入ります。帯は目立たない点状、はっきりとした点状、はっきりとした帯状、広く暗化するものなど変異が多い。雌の翅は細長く翅頂が尖ります。雄の触覚は櫛状、雌は糸状。脚は白色。
幼虫
幼虫は5~6月に現れます。第8腹節に1対の赤い突起が見られます。
灰褐色に暗褐色の細かい斑紋があり、気門周辺は赤褐色の斑紋が入ります。中齢幼虫の頭部はオレンジ色、
終齢幼虫は60mmほど、頭部は角張って黒色に縁どられ、腹部末端背面には1対の赤い棘があります。