自然教育園 チョウ目

シャクガ科~ハスオビエダシャク(斜帯枝尺蛾)

ハスオビエダシャク

  • チョウ目シャクガ科
  • 分布 本州、四国、九州、対馬、屋久島
  • 大きさ 開帳40~48mm
  • 出現期 4~5月
  • 幼虫の食べ物 広食性 広葉樹の葉など
  • 成虫お食べ物 花の蜜
  • 完全変態
  • 越冬 蛹

成虫

ハスオビエダシャクの♀

♀・4月13日・自然教育園

 

春の蛾です。前翅は淡褐色に中央付近から翅頂にかけて暗褐色の帯が入ります。帯は目立たない点状、はっきりとした点状、はっきりとした帯状、広く暗化するものなど変異が多い。雌の翅は細長く翅頂が尖ります。雄の触覚は櫛状、雌は糸状。脚は白色。

ハスオビエダシャク

幼虫

ハスオビエダシャクの幼虫

初齢幼虫・5月10日・自然教育園

 

幼虫は5~6月に現れます。第8腹節に1対の赤い突起が見られます。

ハスオビエダシャク中齢幼虫

中齢幼虫・5月9日・自然教育園

 

灰褐色に暗褐色の細かい斑紋があり、気門周辺は赤褐色の斑紋が入ります。中齢幼虫の頭部はオレンジ色。

ハスオビエダシャク幼虫黒色型

黒色型・4月25日・自然教育園

 

ハスオビエダシャク終齢幼虫

終齢幼虫・5月14日・自然教育園

 

終齢幼虫は60mmほど、頭部は角張って黒色に縁どられ、腹部末端背面には1対の赤い棘があります。

ハスオビエダシャク終齢幼虫

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