自然教育園 甲虫目

ナガハナノミ科~ヒゲナガハナノミ(髭長花蚤)

オスは立派な櫛歯状の触角の持ち主です。謎の多い昆虫だそうです。

ヒゲナガハナノミ

  • 甲虫目ナガハナノミ科
  • 分布 本州、四国、九州
  • 在来種
  • 出現期 5~7月
  • 大きさ 9~12mm
  • 幼虫の食べ物 不明
  • 完全変態
ヒゲナガハナミ♂

5月4日・自然教育園

 

オスの上翅は赤褐色、不明瞭な黒条が入るもの、全体が黒い個体もいるそうです。オスの触覚は立派な櫛歯状です。メスの上翅は黒褐色で触角は鋸歯状。オスとメスでは随分と印象が異なります。メスにはまだ出会えていません。

ヒゲナガハナノミ♂

♂・5月3日・自然教育園

 

ヒゲナガハナノミ♂

♂・5月3日・自然教育園

 

前胸が盛り上がっています。体表には毛が密生しています。

ヒゲナガハナミ♂

♂・5月10日・自然教育園

 

幼虫は湿地の泥の中に住み、腹部の末端節の細長い突起を水面に出して呼吸をするそうです。成虫も水辺近くで見られます。

水鳥の沼周辺でよく見かけます。

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