自然教育園 生き物 クモ目

タナグモ科~クサグモ

クサグモ

  • クモ目タナグモ科クサグモ属
  • 分布 北海道、本州、四国、九州、沖縄
  • 大きさ 12~18mm
  • 出現期 6~10月
  • 食べ物 昆虫
  • 網 棚網
  • 越冬  幼体

成体

クサグモ

6月2日・自然教育園

 

山地から平地まで、公園や庭木でも見られる棚網を張るクモです。棚網は30~60cmとコクサグモより大きく、この棚網はトンネル状の住居付き、この入り口で獲物を待ち、振動を感じて出動します。危険を感じると住居部分に逃げ込み、もっと危険を感じると後ろの穴から脱出します。

クサグモ

 

やや細長く灰褐色、頭胸部は楕円形で中心線を開けて濃い褐色の縦条が入ります。腹部は上部が円く、先端はやや尖り、黒褐色の2本の縦筋は八の字型白紋で区切られます。

クサグモ

6月6日・自然教育園

幼体

クサグモの幼体

4月9日・自然教育園

 

背甲は鮮やかな赤色、腹背は黒色です。

クサグモの幼体

6月6日・自然教育園

 

クサグモの幼体

幼体・5月1日・自宅

 

こちらは細い白斑が入っています。

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