オジロアシナガゾウムシ
- 甲虫目ゾウムシ科アナアキゾウムシ亜科オジロアシナガゾウムシ属
- 分布 本州、四国、九州
- 大きさ 7~10mm
- 出現期 越冬幼虫4~5月、新成虫8~10月 年1化
- 食草 幼虫、成虫ともクズなどのマメ科の植物
- 昼行性
- 完全変態
- 越冬 成虫
黒色に白色の鱗毛が生えて白黒の模様になり、パンダゾウムシ パンダ虫と呼ばれます。ごつごつしていて、とても硬い体だそうです。脚は長く、腿節が膨らんでいます。飛ぶことはなく行動も緩慢、しがみついてじっとしていることが多く、危険を感じると脚を畳み死んだふり、ぽとりと落下します。メスはクズなどの茎に螺旋状に穴を開け、産卵します。幼虫はその中に留まり内部を食べ、虫こぶ(クズクキフトフシ)を形成します。分泌物や排泄物で蛹室を作ります。