セマダラコガネ
- 甲虫目コガネムシ科スジコガネ亜科
- 分布 北海道、本州、四国、九州、沖縄
- 日本原産
- 体長 8~14mm
- 出現 6~8月
- 昼行性
- 完全変態
- 越冬 幼虫
前胸背板は黄褐色に緑黒色の大きな斑紋が左右にあり、翅鞘には暗黒色の斜帯状の斑紋が3段あります。普通は黄褐色ですが、黄白色から黒色までと変異が多く、斑紋のないものもあります。触角は9節で濃褐色、先端3節が3つに分かれて平たく広がっています。オスはこの部分が長いのが特徴です。
チダケサシの花に埋もれていたセマダラコガネ、脚をピーン。外敵が体に触れると上の写真のように後ろ足をぴんと伸ばして持ち上げます。何だようとでも言っているのでしょうか、ユーモラスな格好です。
広葉樹やその周辺の日当たりのよい開けた場所に、夜間は落ち葉の隙間などにいます。6月に地中に産卵します。孵化幼虫は4mm、終齢幼虫は20mmで乳白色です。鋭く大きな顎を持ちます。幼虫で越冬し、5月下旬に蛹になります。成虫は葉や花、果樹や農作物を、幼虫は植物の根を食べます。特に8月下旬から9月下旬にかけて3齢幼虫が食欲旺盛です。成虫の天敵はハサミムシやオサムシ、そして掃除屋カラス。
オリエンタル・ビートル
1908年にハワイに侵入したセマダラコガネはサトウキビ畑に被害をもたらし、1920年には本土に侵入、イネ科の植物の根に被害をあたえて、オリエンタル・ビートルと呼ばれています。1916年に先に侵入したマメコガネはジャパニーズ・ビートル、後に侵入したアカビロードコガネはアジアティック・ガーデン・ビートルと呼ばれ、共に害虫とされています。
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