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ノボタン科~シコンノボタン(紫紺野牡丹)

ベルベットのような葉と陽を受けて輝くような紫紺の艶やかな花弁と変わった雄しべを持った花です。

シコンノボタンの特徴

シコンノボタン

ノボタン科ティボウキナ属(シコンノボタン属)の中南米原産の常緑もしくは半常緑の低木です。19世紀に渡来しました。グローリー・ブッシュ、プリンセス・フラワーなどの綺麗な名もあり、変わった雄しべの形からブラジリアン・スパイダー・フラワーの名もあります。

シコンノボタン

樹高1~3m、全体的に白い毛が密にあります。若い枝は断面が四角形です。葉は対生、短毛があり、葉柄は短く幅2~5cm、長さ5~11cmの先が尖った披針形です。主脈がくっきりとし細脈は羽状、全縁、白色や赤色の縁毛があります。葉裏は緑白色、寒くなると紅葉し、日本では落葉することもあります。

シコンノボタンの葉

シコンノボタン

花期は7~12月。花径7~10cm、1日花です。花弁は5枚(上の写真では6枚)花色は紫紺、赤、ピンク、白色。

シコンノボタン

萼は5枚、長さ2cmで帯赤色の剛毛があります。

シコンノボタン

花弁の上にシマトネリコの果実が

雌しべ1本、雄しべは10本、雄しべは紫色で長短5本ずつ、雄しべの途中で曲がり葯の基部にはいぼ状の白い2個の突起があります。花糸には短毛があり、葯は長さ15mm、先の色が濃くなり細く上向きに湾曲しています。短い葯は長い葯より淡色です。

果実

シコンノボタン

10~12mmのつぼ型、剛毛があります。さく果で熟すと株が裂け種子が散布されます。

シコンノボタンの園芸品種

グランディフォリア 房咲品種
コートダジュール 矮性で花の中央が白色
リトルエンゼル 冬咲で小型、花の中央が白色、外側が紫色→中央の白色がピンク色に変化します。

育て方

日当たりを好みます。風に弱く支柱が必要です。植え替えは4~6月。剪定は4~5月に1/2~1/3に切り詰めます。春以降に伸びた枝先に花を付けます。挿し木で増やせます。4~5月に2節の挿し穂を作り大きな葉は半分落とします。耐寒温度は5℃、南米原産にしては耐寒性があり温暖地では地植えで冬越し出来ます。根の成長が早く鉢植えでは植え替えが必要です。アブラムシが付くことがあります。

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