自然教育園 チョウ目

スズメガ科~シモフリスズメ(霜降雀蛾)の幼虫

シモフリスズメ

  • チョウ目スズメガ科メンガタスズメ亜科
  • 分布 本州、四国、九州、南西諸島
  • 成虫の出現期 5~10月 年2化
  • 開帳 11~13cm
  • 終齢幼虫 9cm
  • 夜行性
  • 幼虫の食べ物ーゴマ科、モクセイ科、シソ科、クマツヅラ科、ゴマノハグサ科の葉
  • 成虫の食べ物ー花の蜜
  • 完全変態
  • 越冬 蛹

幼虫

緑型と褐色型があります。

シモフリスズメノ幼虫

8月18日・クサギ・自然教育園

 

クサギの葉をむしゃむしゃ。淡褐色に黒斑のある3対の胸脚を縮めています。

シモフリスズメの幼虫

10月13日・自然教育園

 

胸部背面には白い小さな突起が並び体側に7本の白い斜条が入ります。気門は黒色で黄色い縁取りがあります。3対の胸脚、4対の腹脚(疣脚)と1対の尾脚があります。尾角はほぼ直線で表面には白い微小突起が散在します。3対の単眼があります。

シモフリスズメの幼虫

 

シモフリスズメの幼虫

 

シモフリスズメの幼虫

10月28日・クサギ・自然教育園

 

黄緑色に黄白色を帯びた斜線条が入り紫褐色の斑紋が入っています。背には側面の斜線条の先端から出て逆八の字の紋が入ります。

生態

卵は2~3mmの薄緑色、数個を食草に限らずに産卵します。初齢幼虫は黄白色、淡緑色、黒い尾角が長く目立ちます。孵化直後に卵の殻を食べます。5日ほどで2齢に、3齢になると白い模様がはっきりとしてきます。幼虫は多食性、ゴマ、シソ、クサギ、ネズミモチ、ムラサキシキブ、ガマズミ、モッコク、ヒイラギ、オリーブ、ノウゼンカズラなどの葉を食べて育ちます。なかなかの大食漢。地中に潜り落ち葉などを蛹室を作ります。蛹になりたては黄緑色、やがて赤褐色に変化します。口吻になる部分が取っ手のように飛び出した面白い形をしています。成虫は灰白色に黒褐色の霜降り状の紋が入り、胸部には黒条があります。成虫は夜間になるとホバリングしながら花の蜜を吸います。

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