小道に差し掛かった所で、じっと止まっているこのトンボに出会いました。あまりに綺麗な翅にうっとり。
チョウトンボ
- トンボ目トンボ科チョウトンボ属
- 分布 本州、四国、九州
- 大きさ 31~42mm
- 出現期 6~9月 年1化
- 幼虫の食べ物 水中の小動物
- 成虫の食べ物 小さな昆虫
- 不完全変態
- 越冬 幼虫
- 別名 ヒコウキトンボ
前翅は細長く後ろ翅は幅が広く、翅は強い金属光沢のある青紫色で、先端が透明になっています。透明な部分は個体によって差があり、後ろ翅の透明な部分は僅かで、雌と雌では雌の方が広くなっています。雄は青紫色で付け根から縁は黒く強い金属光沢があります。雌は紫色を帯びた金色、雄と同じような色合いの個体もいるそうです。光の当たり方で色が変わって見える構造色です。平地から丘陵地の植性豊かな池や沼に生息し、梢の上高くひらひら飛んでいるのに出会います。結構行動範囲が広いそうですが、自然教育園以外ではまだ出会ったことがありません。
今度は近くで雄のチョウトンボに出会いたいものです。