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セリ科~ウマノミツバ(馬の三つ葉)

内向きに巻いた白い花弁の小さな花はやがてくっつき虫になります。

ウマノミツバの特徴

日本全土、朝鮮、中国などの山野の林下に自生するセリ科ウマノミツバ属の在来種の多年草です。三つ葉の名はあっても食用にはされないということで「ウマ」の名が付いています。毒はないようですが見るからに美味しくなさそうです。不味いものには「イヌ」が付くことが多いのですが。「ウシノミツバ」というのもあるそうですがこちらはミツバ属で葉が深く裂けた品種で食用となるそうです。なぜ牛?

ウマノミツバ

草丈30~100cm。茎は稜があり硬く直立し、よく分枝します。根生葉、枝葉とも3裂し、側小葉はさらに2深裂、掌状になったものが多いようです。下部の葉は7~20cmの長い葉柄があり上部は短くなります。葉柄の基部は鞘状になり縁は膜質です。葉脈が凹み目立ちます。鋸歯があります。

ウマノミツバ

ウマノミツバ

花期は7~9月。茎頂に雄花と両性花合わせて10個ほどの花序を付けます。花径1mmほど、花弁は5枚、内側に丸まっています。柱頭は2裂し、雄しべは5本、両性花には鉤状毛のある子房があり、雄花には子房はありません。上部に両性花、下部に雄花が付いていることが多いように思います。

ルリマルミノハムシを見つけましたがあまり虫たちは来ていないようです。小さなクモはよく見ました。

果実

ウマノミツバの若い果実

2裂した柱頭と雄花が残った若い果実です。

ウマノミツバの果実

果実は幅2~3mm、長さ3~4mmの卵型。中央で2個に割れ、柱頭も合着していません。2分果それぞれに2.5mmの種子が1個入っています。鉤状の棘があるひっつき虫です。

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