自然教育園 甲虫目

カミキリムシ科~ウスバカミキリ

ウスバカミキリ

  • 甲虫目カミキリムシ科ノコギリカミキリ亜科ウスバカミキリ属
  • 分布 北海道、本州、四国、九州、南西諸島
  • 大きさ 30~55mm
  • 出現期 5~9月
  • 幼虫の食べ物 広葉樹、針葉樹の材
  • 成虫の食べ物 不明
  • 完全変態
ウスバカミキリ♂

♂・7月12日・自然教育園

 

大きくてびっくり、日本に生息するカミキリムシの中で最大級です。メスの方が大型です。日中は枯れ木や朽ち木の洞や樹皮下に潜み、夜間になると樹皮上を歩き回り、灯火にも飛来します。体はやや扁平、体色は暗褐色から赤褐色、黄土色の微毛が生え、頭部から前胸背板に荒い点刻が密生しています。大顎が前方に向いています。これはノコギリカミキリ亜科の特徴です。上翅は薄く、3~4対の縦隆条が入ります。脚、触角は黒褐色。メスは産卵管が常時突出しています。オスの触角は腹端に届く長さ、第3節が長く、第4と第5の和より長くなっています。

ウスバカミキリ

気性が荒く、強力な大顎の持ち主。孵化から羽化まで数年かかるそうです。

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