オレンジ色の卵、変なものを背負った変な幼虫ー他の植物に絡まったヤマノイモでよく見かける、黄色の名の付いた赤いハムシと繋がりました。
キイロクビナガハムシ
- 甲虫目ハムシ科クビナガハムシ亜科
- 分布 本州、四国、九州
- 日本固有種
- 成虫出現期 ４～７月
- 大きさ ６～８ｍｍ
- 食草 ヤマノイモ、オニドコロ、ウチワドコロなどの葉
- 完全変態
- 越冬 成虫
６月２日・自然教育園
成虫
６月７日・自然教育園
驚いたのかポトリと落ちて、脚を縮めて死んだふり？
６月７日・自然教育園
動き始めました。
上翅は赤、赤褐色、胸部はやや黒みがかった赤色、赤褐色、胸部は細長く直線的、前胸背、上翅には明確な深い点刻が翅端まで刻まれています。
５月２０日・ヤマノイモ・自然教育園
頭部、脚、触角は黒色。
５月１５日・自然教育園
片方の触覚が切れています。
交尾・６月３日・自然教育園
よく似たアカクビナガハムシは大きさ１０ｍｍ。胸部がやや大きく、上翅の点刻が疎らで後部は消失し、光沢が強く赤色が鮮やかです。食草はサルトリイバラ。
卵
５月２４日・ヤマノイモの葉・自然教育園
幼虫
６月４日・ヤマノイモの葉裏で・自然教育園
仲良く並んで食事中、糞を背負っています。
６月４日・ヤマノイモ・自然教育園
背負っていません。とことこ移動中。