見られてるような違和感で目を移すと目玉をひん剥いた何かが・・この幼虫に出会ったのは自然教育園の水鳥の沼の傍。
アケビコノハ
- アケビコノハガ(木通木葉蛾)
- チョウ目 ヤガ科 エグリバ亜科
- 分布 日本全土、アジア、南米、アフリカ
- 開帳 95~100mm
- 出現 5~10月、年2回発生、成虫で越冬
- 完全変態
- 幼虫の食草 アケビ、ムベ(アケビ科)アオツズラフジ(ツズラフジ科)ヒラギナンテン(メギ科)の葉
- 成虫 モモ、ナシ、ミカン、ブドウなどの果汁
幼虫
終齢幼虫は50~75mm。芋虫の色は暗紫色からくすんだ緑色がかった淡褐色まで。危険を感じると頭部を丸め、体側の左右にある眼状紋を目立たせ、腹端を持ち上げて静止し威嚇します。
濃褐色の幼虫も見つけました。青い点が神秘的です。淡褐色の小さな丸い頭を丸めています。小さな単眼が6個、でも視力が悪いそうです。茶褐色の3対の短い歩脚が見えます。茎にしがみついてる疣足(いぼあし)が可愛い。
蛹
葉を綴って蛹になります。
成虫
普通に止まっている状態では葉脈まである、まるで枯葉。前翅は茶褐色、頭部先端には葉柄の様、付け根に触角があります。後翅は橙黄色に黒い線状紋と目玉のような斑紋があります。
まだ成虫にあったことがないので枯葉の中を探してみたいと思います。