草むらによく見かける硫黄色の大きな蜘蛛です。
- クモ目 キシダグモ科
- 分布 北海道から九州の水田や山地や草地
- 出現 6~10月
- 体長 ♂18~20cm ♀20~30cm
- 網を張らない徘徊性の蜘蛛
- 成虫の食べ物 昆虫や小動物
明るい褐色に褐色の斑紋があるもの、暗い褐色、褐色を帯びた灰色のもの、褐色に体側に白い太い条が入ったもの、黒褐色のまだら模様のものなど、変異が多く、かつては別種とされていたものもあるそうです。頭単眼が8個、胸部は卵型で後方で狭まります。腹部は楕円形で後方はやや尖ります。
獲物を捕るための網は張りませんが不規則な網を張り巣を作ります。
前胸部から腹部にかけて褐色の縦条が入り、側縁に白条さらに体側側に褐色の条が入っています。
雌は卵嚢を銜えて移動し、孵化する前に葉裏などに糸を組んでぶら下げます。生まれると暫く傍で一塊になって過ごし、この間、親は傍で見守るそうです。