コロキス
- バッタ目コロギス科
- 分布 本州、四国、九州
- 大きさ 30~40mm
- 出現期 6~9月
- 幼虫の食べ物 昆虫、樹液
- 成虫の食べ物 昆虫、樹液、花の蜜、果物
- 夜行性
- 不完全変態
- 越冬 幼虫
地際の葉裏にいたコロギス、翅を広げて威嚇のポーズでバタバタと暴れています。翅を畳んで地面をスタスタ逃げていきました。触角は長く体長の3倍ほど、複眼は黄褐色、単眼は乳白色。体色は淡黄緑色で、黄褐色の前翅は薄く、後翅は透明で、飛翔には役に立たないようです。発音器はなく、後脚を地面にたたきつけて音を出します(タッピング)。脛節には刺があり獲物の捕獲や巣作りに使われます。産卵管は褐色で帽状、上に反ります。
日中は口から乾くと糸状になる粘着性のある特殊な唾液を出して葉を合わせて綴りその中で過ごします。