ふれあい広場 植物の構造

モクセイ科~ライラック(リラ)

ライラックといえば北国の花、5月の札幌のライラックまつりが思い浮かびます。昭和34年に始まったイベントで大通公園には白色30本、紫系が370本もあるそうです。ライラックは英名、リラはフランス語、和名はムラサキハシドイ(紫丁香花)

ライラックの特徴

ライラックの花。5裂したものはラッキーライラック

ライラックはヨーロッパ生まれで明治中期に日本に渡来しました。現存する日本最古のライラックは北大付属植物園で今でも美しい花を咲かせているそうです。1890年にスミス女学校(北星学園の前身)の創設者スミス女史が故国アメリカから携えてきた苗木に由来するものといわれています。

ライラックの真っ赤な新芽

花芽がたくさんついてきました。花芽は7~8月からもう準備されています。

ライラック

日に照らされて輝く真っ赤な色です。モクセイ科ハシドイ属、樹高4~8mの落葉小高木です。

10~20cmの総状の円錐花序を付けるライラックの花

葉は対生に付き、なめらかで光沢があり4~8cmの先が尖った広卵形です。

ライラックの雄しべは2本、雌しべも雄しべも花冠の中におさまっています。

4月花の季節です。枝先に10~20cmの総状の円錐花序を付けます。花色は白、紫、ピンクなど。明るい紫色は「ライラック色」と呼ばれます。269色が規定されているJIS慣用色名の一つです。花弁は4裂、時に5裂、5裂している花はラッキーライラックと呼ばれる恋のおまじない。雄しべは2本、柱頭は2裂し雌しべも雄しべも花冠の中におさまっています。

果実

まだ若いライラックの果実

果実は蒴果で楕円形、先が尖っています。

ライラックの果実は裂開して種を散布する

2室あり種子は2個づつ、平らで狭い翼があります。10月、裂開して種を散布します。

ライラックとハシドイの違いは

属名のハシドイは花が先まって咲くことから名が付いたという説があります。

ライラックが低木・・ ハシドイは10m以上の高木
ライラクの花期は4~5月・・ハシドイは6~7月
ライラックは花径10mm・・ハシドイは5mm
ライラックのしべは花冠から出ない・・ハシドイは花冠の外に出る
ハシドイの花色は白色、その後黄色味を帯びる
ハシドイは日本に自生している

リラ前線

ヨーロッパではリラ前線があり、イタリアから始まる4カ月にわたってヨーロッパを横断するそうですよ。愛されて心待ちにされているのですね。
いい香りがして優しいエレガントな花木ですね。

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