自然教育園 生き物

ヤママユガ科~オオミズアオ(大水青)

少し薄暗い場所を明るく照らすような美しい蛾が翅を乾かしていました。

オオミズアオ

  • チョウ目ヤママユガ科
  • 分布 北海道、本州、四国、九州。朝鮮半島、中国、ロシア南東部
  • 開帳 80~120mm
  • 成虫出現期 4~5月、7~8月 年2化
  • 幼虫の食草 バラ科、バラ科、ブナ科、カバノキ科、ミズキ科などの広葉樹の葉
  • 完全変態
  • 越冬 蛹
  • 英名 ルナモス

成虫

オオミズアオ♀

オオミズアオ♀・4月22日・自然教育園

 

翅色は青白色から淡緑色。前翅前縁は止まった時は一直線になり、赤紫色に縁取られ目立ちます。前翅、後翅には黄色い眼状紋があります。後翅には尾状突起があり、雄は雌よりわずかに長くなります。

オオミズアオ♀

体は青白色毛に覆われでもふもふ。前翅基部の間の背面は赤褐色です。ふっくらとしているので雌です。黄色い触覚と赤褐色の脚、黒い複眼と随分、はっきりとした色合いです。

オオミズアオ♀

触角は雌は両櫛歯状、雄は羽状。

オオミズアオ♀

成虫は口吻が退化し、何も摂りません。

生態

成虫の命は1週間ほど。雌はフェロモンを出し雄を呼び、交尾して産卵し、短い命を終えます。幼虫は黒っぽい色からオレンジ色に、3齢幼虫から緑色に、終齢幼虫は70mm、茶色い顔にトゲトゲした突起を待ちますが、毒はありません。成熟すると茶色くなり、葉を綴って繭を作り蛹になります。

オオミズアオ♀

少し角度が変わると透き通って見え、美しく儚い。

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