ハエトリグモの中でもよく目にする種です。
デーニッツハエトリ
- クモ目ハエトリグモ科マダラハエトリグモ属
- 分布 北海道、本州、四国、九州
- 大きさ 6~9mm
- 食べ物 小さな虫
- 徘徊性のクモ
- 不完全変態
- 越冬 成体、幼体
- 名の由来 「デーニッツ」は明治時代に医学校の解剖学の教授として日本に滞在したドイツ人のクモ学者の名
成体
メス
単眼が8個あり、前中眼が大きくハエトリグモらしい可愛らしさです。単眼の周囲の毛は黄白色。
頭胸部背の頭部は黒色、頭胸部の胸部は黄褐色に放射状に黒褐色の斑紋が入り、腹部は黄色の地色に、両側に赤褐色の幅広い縦の帯が入り、中央の黄色い部分は後方でギザギザになっています。
上から見ると
オス
腹部の斑紋は明瞭な個体と不明瞭な個体がいます。
幼体
半透明です。背甲の黒い四角い斑紋が特徴です。