水嵩が増した水路に、珍しくホシゴイがやってきて盛んに嘴を水に突っ込んでいます。
ゴイサギ
- コウノトリ目サギ科
- 分布 本州、四国、九州
- 留鳥 東北以北では夏鳥
- 体長 58~65cm
- ねぐら 水辺の雑木林や竹林
- 採食 主に夜間、沼や池などの水辺で
- 食べ物 魚類、両生類、昆虫、クモ
- 繁殖期 4~7月 年1回
成鳥は上面は光沢があり、青みがかった暗灰色、翼は灰色。下面は白色。嘴は黒く、虹彩は赤色、後肢は黄色、繁殖期には後肢が赤みを帯び、後頭部の白い飾り毛が長く伸長します。
オスが巣材を集めメスが皿状の巣を作ります。産卵は3~6個。オスメス交代で21~27日間抱卵、孵化後数日は交代でヒナを抱き、昼間も餌を捕り給餌します。その後は夜間に給餌し、6週間後には巣を離れます。
ホシゴイ(幼鳥)
成鳥とは随分と雰囲気が違いますが、なかなか精悍です。青みを帯びた褐色に淡黄褐色の斑紋が入っています。斑点を星に見立てて、ホシゴイ。下面は汚白色で、淡褐色の縦班が入っています。眼先は緑黄色の皮膚が露出しています。後肢は黄色、虹彩は橙色、虹彩は黄色→橙色→赤と変化します。成鳥になるのに3年かかります。
この日は入園者が多くて、すぐ傍に現れたホシゴイにみんな足を止めていました。
悠然と獲物を探して・・首をグーンと伸ばして・・ゲットしていました。
足の運びが結構ぶきっちょに見えました。
だいぶ大人になりました。この枝でずっと休んでいました。