自然教育園 植物の構造

クワ科~ヒメコウゾ(姫楮)

実はあまり美味しくないようですが、面白い花を付けます。

ヒメコウゾ

  • クワ科コウゾ属の落葉低木
  • 分布 本州、四国、九州、朝鮮、中国、台湾
  • 在来種
  • 樹高 2~5m
  • 花期 4~5月
  • 果期 6~7月
  • 雌雄同株
  • 古名 カゾ

樹皮は褐色、本年枝には短毛が密生し後に少なくなります。

ヒメコウゾ

4月22日・自然教育園

 

葉は互生、質は薄く、長さ4~10cmの歪んだ卵形で、切れ込みがない葉、2~3深裂の葉が混在します。葉先は尖り、葉縁には鈍い細かな鋸歯があります。表面には短毛が散在、葉裏の脈上に毛が密生しています。線状の托葉があります。

ヒメコウゾの葉 

ヒメコウゾの花

本年枝の基部の葉腋には雄花序、上部の葉腋には雌花序を付けます。

雄花序

ヒメコウゾの花 

雄花序は1cmの柄があり、1cmの球形、沢山の雄花が付きます。

ヒメコウゾの雄花序

4月13日・自然教育園

 

雄花は4枚の花被片に雄しべは4本、淡緑色の花糸に白い葯が見えます。

雌花序

ヒメコウゾの雌花序

雌花序・4月8日・自然教育園

 

雌花序の柄は短く、5mm程の球形、不稔の雌花と正常な雌花が付きます。花被片は4枚、雌しべが1本、5mmの紅紫色の花柱が沢山、放射状に突き出しています。

果実

ヒメコウゾの若い果実

長い枯れた花柱が残る若い果実・6月5日・自然教育園

 

花柱が枯れてきました。集合果で1cmの球形。

ヒメコウゾの果実

赤くなってきた・6月14日・自然教育園

 

6~7月には赤く色付いてきます。が、食べられてしまったのか見当たらない!

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