自然教育園 生き物

ヒロオビトンボエダシャク(広帯蜻蛉枝尺蛾)

5月初め自然教育園の武蔵野植物園で黄白色の地に黒い縞のある尺取虫を見つけました。同じ場所で5月末に今度は成虫がひらひらと飛ぶのを見つけました。ヒオロビトンボエダシャク、北海道から九州、朝鮮、中国に分布するシャクガ科エダシャク亜科の蛾には珍しい昼行性の蛾です。

ヒロオビトンボエダシャク

撮影日5月5日

黄白色の地に黒色の縦縞があり節には黄色い帯があります。幼虫はツルウメモドキやマユミ、エゴノキなどの葉を食べます。長さ3~4cmほど。近くにマユミの木がありました。蛹は奇麗な黄色の地に黒い斑紋があります。

マユミ

マユミの花 撮影日5月12日

マユミの花です。

ヒロオビトンボエダシャク

撮影日5月30日

上の写真の角度から見ると翅の線がシャープに見えます。成虫は開帳48~58mm。上の個体は腹部が太いので雌。翅は黒地に白い斑紋があり腹部はオレンジの地に不揃いの黒い縞があります。名前にトンボが付くのは腹部の模様がトンボの節に似ることによります。成虫は花の蜜を吸います。

越冬は幼虫で、春になるとまた葉を食べ始め、蛹から成虫へと完全変態だそうです。

翅の模様もよく似たトンボエダシャクは成虫の腹部の黒い模様がそろっていて四角くはっきりとしています。幼虫も白い縞が少なく黒い四角の模様がはっきりとしています。

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