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ゴマノハグサ科~フサフジウツギ(房藤空木)

鮮やかな紺色の真四角の蕾が可愛く、びっしりと付いた房の紅を引いた薄紫色の花は妙に艶めかしくいい香りがします。

フサフジウツギの特徴

伸びた枝に10~25cmの円錐花序を付けるフサフジウツギ

中国原産でアジア、南北アメリカ、アフリカに約100種が分布しています。ゴマノハグサ科フジウツギ属の1~3mになる株立ちの落葉低木です。園芸種はブッドレアと呼ばれています。フジウツギとウラジロフジウツギは日本の自生種だそうです。全草にブッドレジンと呼ばれる毒を含み、腹痛、痙攣、麻痺を起こすそうです。

フサフジウツギの先が細く尖った披針形の若葉

若葉が出ています。枝には4稜があり葉は1~30cm、先が細く尖った披針形でほとんどは対生につきます。

星状毛が密生し白色に見え、フワフワしているフサフジウツギの葉の裏面

表面は無毛、裏面は星状毛が密生し白色に見え、フワフワしています。ウツギに葉が似ていることから名が付いたと言われますが似ているかな?

先が4裂してさらに細かく裂けて平開するフサフジウツギの花

春に伸びた枝に10~25cmの円錐花序を付けます。萼には綿毛が密集しています。花冠の基部は長さ9mmの筒形で暗赤色、喉部は黄橙色、直径9mmの花冠は平開します。蕾は濃い青色で頭が四角い形をしています。下から順に開花します。花弁は先が4裂しさらに細かく浅く裂けています。両性花です。花色は白、ピンク、赤、紫、橙色、黄色などがあります。

フサフジウツギの蕾は濃い青色で頭が四角

フサフジウツギの花はいい香りがします。蝶やアリが集まってくることから、バタフライブッシュの名を持っています。

果実

紡錘形で熟すと2裂、中に細かな種子が沢山入っているフサフジウツギの果実

果実は1cmの長さの紡錘形、茶褐色の蒴果で熟すと2裂します。両側に翼がある長さ5mm、中央部は1mmに満たない細かい種子が沢山入っています。種蒔きは4月に。実生栽培が簡単で、翌年には花が見られるようです。

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