多肉植物 植物の構造 育て方

ベンケイソウ科~リトルミッシー(クラッスラ・ペルシダマルギナリス)

クラッスラ・ペルシダマルギナリスの矮性種です。ぷっくりしたピンクの縁取りのある葉が印象的です。リトルミッシーは英名でお嬢さんといった意味です。

リトルミッシーの特徴

北アメリカ西部原産のベンケイソウ科クラッスラ属の多年草の多肉植物です。

淡緑色にクリーム色の覆輪、ピンクの縁取りが特徴のリトルミッシー

草丈10cmほど、匍匐性があり群生します。鉢植えでは垂れて成長し、先端が持ち上がります。先の尖った広卵形の1cm前後の葉を密に対生に付けます。淡緑色にクリーム色の覆輪が入りピンクの縁取りが印象的です。気温が高くなるとピンク色の模様が消えてしまいます。

リトルミッシー(クラッスラ・ペルシダマルギナリス)の花

花期4~9月。蕾の先端は鮮やかな赤色です。葉のピンク色が消えています。花は3~5mmと小さく白色の5弁花で先端にピンク色が差しています。雄しべは5本、花柱は5裂しています。

リトルミッシー(クラッスラ・ペルシダマルギナリス)の花

育て方

春秋型

春秋型で夏と冬は休眠期です。夏季以外は日当りを好み、高温多湿を嫌います。夏は日陰の風通しの良い場所におきます。関東以南では屋外での冬越しも可能ですが、霜や雪に当たると枯れてしまいます。

水やり
休眠期は1~2週間に1度湿る程度に、春秋は乾いたらたっぷりと水をあげます。水を葉にかけない方が元気に育ちます。

剪定
葉が黄色く変色したり間延びしたら日光不足、もしくは栄養不足です。間延びした枝は短く切り、混みあった枝は蒸れるので整理します。

増やし方
5cmほどに切った差し芽で増えます。20日ほどで根を出します。植え替えは春か秋に行います。枯れた葉や根は取り除きます。

病害虫
気を付ける病気はさび病(葉に褐色の斑点)と黒星病(葉に黒い斑点)です。見つけたら切り落とします。枯れた下葉などもこまめに取り除きます。カイガラムシが付くこともあり、見つけたら取り除きます。

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