果樹 自然教育園 植物

ハシブトカラスの話 

カラスが騒いでるので何かと思ったら、3羽の真ん中にはきれいに皮だけになったイチジクがありました。食べているところを見たかった。食べ頃をよく知っています。

生態

ハシブトガラスは翼開帳100cm、全身、光沢のある黒色をして雌雄同色です。嘴が太く上嘴が曲がりややおでこが出っ張っています。鳴き声は乾いたカーという澄んだ声をしています。食性は雑食。産卵は4月、樹林内にいろいろなものを使って器用に巣を作り2~5個の卵を産みます。雌のみが抱卵し、約20日で孵化し、雌雄で餌を与え1か月で巣立ち、1か月は家族単位で行動し、独立、3年間は群れで行動します。

カラスはどういうものを美味しいと思って食べているのでしょうか。我が家の庭でカラスが好きなのはサクランボ、ビワ、ヤマモモ、イチジク、トマトですね。赤いものはお気に入りのようです。収穫しようと思っている前日か前々日にやってきます。

最初にサクランボが沢山なるようになった頃は、気が付いたら10羽以上が群がり、したい放題でした。食べない実まで散らかしてがっかりしました。カラスの人形を吊るしたりキラキラするものを吊るしたりはあまり効果はありませんでした。

カラスの毛を付けた本物のようなカラスの人形を吊るしてみました。人間を驚かせてしまったのでベランダに移したらカラスは仲間が捕まったと思ったのか何か会話をしてからベランダに勢いよくダイブしてきました。救出に来たのでしょうか?

カラスとイチジク

このカラスの人形はプラスチック、これは人を驚かせなしカラスやほかの鳥にも効果なし。

自然教育園のハシブトカラス

近くの自然教育園にはハシブトカラスの集団ねぐらがあり、カーカーと大合唱、水生植物園では水浴びをして大騒ぎする姿をよく見ます。

ハシブトガラス

来場者が果物を投げるとやって来ました。

ハシブトガラス

暫くベンチに。食べた後、2羽揃って嘴をベンチにこすりつける仕草を見せていました。

ハシブトガラス

以前は夕方にはカーカーと大きな集団の大移動に怖くなるほどでしたが、最近はめっきり数が減りました。自然教育園でも同様です。

カラス対策と会話

カラスは糸が張ってあるところは怖いという話を聞いて早速、重りの代わりに大きめなナットにタコ糸を巻いたものを木の側に張ってみたところ、それだけで上からの来襲がなくなりました。

タコ糸を張っているときは、「今はあなた達の番ではありません」という意思表示です。糸を外せば来ていいよ。という連絡です。時折ちょこちょこそっぽを向いて歩いて見に来ます。その姿は、言い訳をしているかのように見えてユーモラスです。あまりいたずらはしません。

かぁーとのんびりした声を上げると、返事をします。いたずらしてたら、怒ってがぁーと言うと居心地悪そうにそわそわして、少し居場所を変えていきます。根気よく少しリアクションをとると理解するように思えます。今はカラスに悩まされることはあまりありません。ヒヨドリやムクドリたちの方がお行儀悪くて問題です。

日本野鳥の会のカラスの会話でカラスの話し声が聞けます。

食べ物探しの達人

味覚は鈍いといわれていますが、苦い、酸っぱい、辛いものは苦手らしいですね。好きなものは脂っこいものようです。

我が家の横が集積所だった時、ゴミを散らかされて困り果て、実験したことがあります。中身が見えないように新聞紙でくるんだものは散らかされませんでした。視覚で探しているのですね。その後はみなさんにお願いして各自のゴミ箱に入れて出していただいて、楽になりました。皆さんのゴミの出し方も綺麗になりました。カラスが悪いわけじゃないんですよね。

カラスは糞があるところは安全なところという認識を持っているそうですから、小まめに掃除しないとたまり場になってしまうそうです。

カラスは3原色のほかに人間が見えていない波長の長い部分、紫外線が見えていて、判別できる色も人間より多く視力は人間の5倍。それが見えることで、食料を見分けているのです。
一時黄色い色が見えないからと、黄色のごみ袋やネットがいいという話がありましたが、黄色が問題なのではなく、紫外線をカットして認識できないようにすることだったのですね。

人といると天敵に襲われないし、食べ物の心配をしなくて済みます。町中の情報通、何でもよく知っていて、いいタイミングで現れます。無心になって遊んでいたり。学習能力は高いし器用だし、かけ引きもして、うらやましいくらい自由に生きてる気がしますね。

ちょっと迷惑な時もかわいい仕草も見せる時もあり、近い存在ですからうまく付き合っていけるといいですね。

カラスがイチジクの木に向かって飛んで来たのと、私が窓を開けるのが同時だった時、カラスは大慌て。方向転換もできず、そのまま隣家との間をすり抜けようとして、物干しざおに羽をぶつけながら、バタバタ必死に飛んでいきました。その慌てぶりに思わず吹き出してしまいました。

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