植物 植物の構造 育て方

ゴマノハグサ科~キンギョソウ(金魚草)

名の如く金魚が泳いでいるかのような面白い形をして優しい香りがします。地中海沿岸原産で日本には江戸時代に渡来しました。

キンギョソウの特徴

茎の先端に総状に合弁花をつけたキンギョソウ

マノハグサ科キンギョソウ属の多年草です。

キンギョソウ

草丈30~90cm、1mを越す高性種や20cm程の矮性種もあります。茎は木質化し上部には腺毛があります。葉には短柄があり幅2~2.5cm、長さ2~6cmの披針形~広披針形、下部は対生、上部は互生です。葉色は薄緑色の他、ブロンズ色もあります。

花期3~9月。茎は直立し先端に総状に多数の花を密に付け腺毛が密生します。

キンギョソウ、泳いでいる姿によく似ています

花色は赤、ピンク、白、黄色、橙色、複色。合弁花で長さ3~5cmの2唇形です。上唇は直立し幅が広く2片、下唇は3片、中央は隆起し黄色の斑紋があります。

キンギョソウ トゥイニー

萼は5深裂し裂片は卵形で腺毛があります。

八重咲のキンギョソウ トゥイニー

雌しべ1本、雄しべ4本、雄しべは2本が長く、2本が短くなっています。

キンギョソウ トゥイニー

花の形は 一重、八重、花弁が上下に杯状に上向きに咲くベル咲きがあります。

キンギョソウ トゥイニー

黄色の八重咲種、キンギョソウ トゥイニー

キンギョソウ トゥイニー

複雑な構造。

 

果実

種は蒴果で10~14mmの卵形で角状の花柱が残り腺毛があります。熟すと頂部が裂開しさけて散布されます。残された鞘はまるで髑髏、穴が開いた場所が目と口のように見えます。

育て方

耐寒性があり開花期も長く育てやすい植物です。多年草ですが2年ほどで株が弱るので1年草として扱われます。夏越しの為に15cmぐらいに切り戻します。花がらはこまめに取り除き、花後は切り戻し脇芽を出させます。

増やし方

9~10月(寒冷地では春)に種を蒔きます。向光性種子なので土は掛けません。種子を作ると花数が減るので種子は秋の花で作ります。5月、10月にさし芽でも増やせます。

名前

学名 アンティリヌム 鼻に似るの意味
英名 スナップドラゴン ドラゴンに噛みつかれている様に見える
フランス語 オオカミの口

姫金魚草の名を持つのが同じゴマノハグサ科ウンラン属のリナリアです。

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