植物の構造 育て方

ノウゼンハレン科~キンレンカ(ナスタチウム)

中央に集まった白い葉脈と淡い葉色、鮮やかな花色がよく引き立てあい、元気の出る花です。

キンレンカの特徴

ナスタチウム

アンデス山脈の熱帯高地原産のノウゼンハレン科ノウゼンハレン属(トロパエオルム属)の一年草で、江戸時代中期に渡来しました。本来はつる植物ですが流通されているのは矮性のものが多く、一重、半八重、八重咲き、距の有無、斑入り葉など種類が沢山あります。金蓮花ー金色の花と蓮に似た葉であることから。別名ノウゼンハラン(凌霄葉蓮)ーノウゼンカズラ(凌霄花)に似た花と蓮のような葉を表した和名。ナスタチウムー味が似ているクレソンの学名から転用された名前。

葉は円形で中央に葉脈が集まっているキンレイカの葉

葉柄は長く互生、円形で中央に葉脈が集まっています。

5枚の花弁の基部には数本の飾りのようなものがあるキンレイカ

絡み合うほどの長い花茎の先に一つの花を付けます。この花は花弁も蕚も下部が離れていて中央部分がすけすけです。

雌しべが1本、8本の雄しべには花粉があふれています

白い花粉がこぼれています。

ナスタチウム

花弁は5枚、花径は6cm程。5枚の花弁の基部には数本の飾りのようなものがあります。雌しべが1本、雄しべは8本、子房は3心皮です。

ナスタチウム

花の色はオレンジ、黄、クリーム、ピンク、赤など。中央に班が入るものもあり入り方も様々です。

ナスタチウム

蕚の一枚の基部に漏斗状の距がある種類があり、ここに蜜をためます。距があるものは上の2枚と下の3枚の花弁は形が異なり、下の3枚に飾りがあります。

果実

3個に分かれてその中に各1個の種子があるキンレイカの果実

分果は3室、各1個の種子が入っています。こんな形になってどんどん下向きに隠れるように潜り込んでいきます。

育て方

日当たりがよい方が花付きがよくなります。花期は4月から11月と長いのですが、夏は成長が止まります。

手入れ
本葉が5~6枚になったら摘芯をして枝数を増やします。花がらを摘み取れば長期間花が楽しめますし、病害虫の予防になります。夏は風通しの良い明るい日陰になるようにします。夏バテ気味なら切り戻します。涼しくなればまた盛り返せる可能性があります。

増やし方
挿し芽は6月、10日ほどで発根します。
種まきー種皮が固く、皮をむくいて蒔くか、皮に傷をつけて水につけてから蒔きます。移植を嫌うので直播をします。春まき(4~5月)は2~3か月ほどで花が咲きますが花期が短くなります。秋まき(9月)は冬越しの時に凍らせないように注意が必要ですが、大きな株に育ちます。

コンパニオンプランツ

アブラナ科の植物やナス科の植物や豆類のコンパニオンプランツです。アブラムシ、コナジラミ、アリやカメムシが付くのを防ぎます。アブラムシの天敵のテントウムシを呼びます。野菜の成長を促進します。

ハーブ

葉、花、果実は食用になります。花はほのかな甘みもあり彩りになります。葉はクレソンのような辛みがあります。未熟な種子は塩漬けにしてピクルスにしたり、すりおろして薬味に使えます。(種子は刺激が強いので胃腸の弱い人はやめた方がいいようです)花として売られていたものは薬が使われているので食用にはなりません。
今年は食べるのは止めて、来年種から育てたものを食べようと思っています。

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