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キク科~クリサンセマム・パドルサム(ノースポール)

株を覆うように沢山の白い花を長期間付けて楽しませてくれます。丈夫でこんもりと形もよく手間もかからず花壇には欠かせない花です。

クリサンセマム・パドルサムの特徴

ノースポール

北アフリカ原産のキク科レウカンセマム属(フランスギク属)の多年草です。ノースポールの名で流通していますがこれはサカタのタネの園芸種名で株を覆うように付く白い花のイメージから付いた名で北極の意味です。クリサンセマムは旧属名で黄金の花の意味のギリシャ語、英名ではマーガレットに花が似ることからミニマーガレット、スノーデイジーの名もあります。1970年代に観賞用として渡来しました。

クリサンセマム・パドルサムの葉

草丈は15~30cm。茎は直立し基部付近からよく分岐します。茎も葉も無毛、葉は互生、線形から長楕円形で不規則に羽状分裂、または鋸歯があり時に茎を抱きます。

クリサンセマム・パドルサム

花期は12~6月。総苞片は膜質、3~4列あり卵形、長楕円形で縁が褐色です。

クリサンセマム・パドルサム

白色の舌状花と鮮やかな黄色い筒状花からなります。筒状花は先端が5裂し、葯の内側が裂けて花粉が筒の中に溜まって雌しべが花粉を押して伸びていきます。

種子は長さ3mm、褐色で円筒型、7~10本の縦筋があります。無毛で冠毛はありません。

育て方

日当たり水はけのよい場所を好みますが土壌は選びません。比較的寒さに強く暖地では霜よけをすれば冬越しが可能です。植え付けは10~12月、3~4月に、株間は20~25cm。新芽が10cmほどになったら摘心をして枝数を増やします。3~4月に半分ほどに切り戻します。

切り戻した茎は挿して増やせます。種蒔きは9~10月、発芽温度は15~20℃、覆土の必要はありません。零れ種でも増えます。

春、秋に株が込み合い風通しが悪くなると灰色カビ病や立ち枯れ病になることがあります。その部分は切り取ります。切り戻しをし、枯葉や花がらを摘み取り風通しを良くします。日中は土中にいるヨトウムシ、ネキリムシの食害にあったら土を掘り返して取り除きます。新芽や蕾にアブラムシが付くことがあり見つけたらすぐ駆除します。

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