クロアナバチ
- ハチ目アナバチ科オオアナバチ属
- 分布 北海道、本州、四国、九州、南西諸島
- 大きさ 15~25mm
- 出現期 8~10月
- 幼虫の食べ物 麻酔をかけたキリギリス類
- 成虫の食べ物 花の蜜
- 完全変態
光沢のある黒色、頭部には白色の毛、前胸背前縁には白い線、翅は半透明の暗褐色です。この個体は翅が欠けています。
日当たりが良く、水はけのよい砂地に営巣、40~100cmほどの主抗を斜めに掘り、水平枝抗で繋がった1~5個の側房室を作ります。そこに神経節に針を刺し麻酔をかけたキリギリス類を運び込み、産卵します。孵化した幼虫の餌になります。縦穴の傍には偽穴を掘る習性があります。巣から離れる時には本物の巣穴入り口を土で埋めます。