自然教育園 生き物

スズメガ科~セスジスズメの幼虫

見つけるとちょっと嬉しくなる芋虫君です。

セスジスズメ

  • チョウ目スズメガ科ホウジャク亜科
  • 分布 北海道、本州、四国、九州、
  • 開帳 55~70mm
  • 出現期 6~10月 年2~3化
  • 幼虫の食草 広食性 ブドウ科、ツリフネソウ科、サトイモ科、ミソハギ科、アカネ科、アカバナ科などの葉
  • 夜行性
  • 完全変態
  • 越冬

生態

6月頃に羽化した成虫は口吻を持ちません。交尾後、産卵は食草の葉に1粒ずつ。1週間ほどで孵化し、脱皮を繰り返した幼虫は土中に潜り、糸で綴った枯葉と土粒で蛹室を作り蛹になります。蛹は5cmほど、10日ほどで羽化します。これを年2~3回繰り返します。

幼虫

とても大食漢。体色は黒色、褐色、緑黄色。3対の胸脚、4対の腹脚(疣脚)と1対の尾脚があります。体側には7対の眼状紋が1列に並びます。ピーンと真っ直ぐに伸びた長い尾角の先端は白色、基部は黄色い紋が入ります。尾角を前後にフリフリしながら歩く姿がなかなか可愛い。

セスジスズメの初齢幼虫

若齢幼虫・8月17日

 

長さ2cm弱、すべすべした青みを帯びた黒い体に、気門より背側に7対の黄色い眼状紋が1列に並びます。

セスジスズメの若齢幼虫

淡黄色の3対の胸脚が見えますが、その先端に見える黄色い短い突起のようなものは触角、下向きに付いています。触角の付け根付近に単眼があります。

セスジスズメの終齢幼虫

終齢幼虫 10月4日・ミズタマソウ・自然教育園

 

長さは7~8cmに。ザラザラした黒褐色の体に変化し、眼状紋は赤褐色に、白い点状の縞模様が入ります。気門は腹部8節に1対ずつ、胸部は前胸部に1対。

セスジスズメの終齢幼虫

終齢幼虫・ミズタマソウ・自然教育園

 

眼状紋がまるで眼のよう。黄色と白い点が見えるところが胸部、その先端の艶のない部分が頭部。先端にちらりと見える黄色い部分が頭楯

成虫

三角形、まるで戦闘機。体色は緑褐色、背に2本の銀白色の線があります。前翅は灰褐色、黒色と灰黄色の斜めの帯が入り白色と黒色の斜線が走ります。後翅は黒褐色。

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