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マメ科~シロツメクサ(白詰草)

寒くなってきたのにシロツメクサはまだ花を咲かせています。いつも側にあった懐かしい花です。

シロツメクサの特徴

沢山の昆虫を集めるシロツメクサ(白詰草)

ヨーロッパ原産のマメ科シャジクソウ(車軸草)属の多年草です。明治時代以降、家畜の飼料として導入されたものが野生化しています。シロツメクサは1846年にオランダから献上されたガラス製品の梱包の緩衝材として詰められていたことから「白詰草」と名付けられました。別名クローバー、英名ホワイトクローバー。アイルランドではシャムロック(三つ葉の草の総称)と呼び国花です。ミツバチやテントウムシなど小さな昆虫をたくさん集めます。マメ科の植物は根粒菌の作用で大気中の窒素を還元し、地中に窒素を固定化します。土壌を豊かにする緑化資材として重宝されています。

地を這い節からひげ根を出して伸びていくシロツメクサ(白詰草)の茎

茎は地面を這い節からひげ根を出して伸びていきます。途中で茎を切られても独立して増えていきます。

3小葉からなる複葉でV字の斑紋があるシロツメクサ(白詰草)の葉

葉は3小葉からなる複葉で幅8~18mm、長さ10~18mmの幅広い倒卵形です。V字型に白色または赤褐色の斑紋が入ります。模様のないものもあります。葉の縁には細かい歯があり、表裏とも無毛です。幸運の4つ葉のクローバー探したことがありますね。踏みつけられることによって生長点が刺激されて4つ葉が生まれます。5,6,7,8枚もあるそうですが、なんと最高の枚数は56枚、岩手県で見つかったそうです。

シロツメクサ

葉の腋から15~25cmの花径が伸び、その先に30~50個の蝶形の小さな花が球形に付きます。花色は白、ほんのりピンク色が入ることもあります。下から順に咲き、花には短い柄があり受粉すると下を向きます。両性花で虫媒花です。開花は4~8月、条件が良ければ一年中みられます。

シロツメクサ(白詰草)の花には短い柄があり受粉すると下を向きます

果実

シロツメクサ(白詰草)の果実は残った花弁と萼に包まれています

果柄は長さ5mm、豆果は花の後も残った花弁と萼に包まれています。

シロツメクサ(白詰草)の果実は長さ6mm、種子は5個並んでいる

果実は長さ6mm、種子は5個並んでいて長さ1~1.5mm。

似た花

セッカツメクサ(雪花詰草)・白い花のアカツメクサの変種。別名シロイロアカツメクサ。
モモイロシロツメクサ・ピンク色の花のシロツメクサ。
ムラサキツメクサ(紫詰草)・花は紅紫色。日本名アカツメクサ(赤詰草)。

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