テングチョウ
- チョウ目タテハチョウ科テングチョウ亜科
- 分布 北海道、本州、四国、九州
- 開帳 50mm
- 出現期 4~6月、9~11月
- 幼虫の食べ物 エノキの葉
- 成虫の食べ物 花の蜜
- 完全変態
- 越冬 成虫
名前の由来は下唇髭が前方に伸びているのを天狗の鼻のようだからだとか。前翅縁には角状突起があり、翅表は褐色の地色に、橙色の斑紋が並びます。前翅前縁には白色の四角い斑紋があります。翅裏は枯葉や樹皮に似た地味な褐色。
越冬した成虫は春に活動を始め、4月頃エノキの新芽に産卵します。幼虫はエノキの葉を食べ成長し、5月頃葉裏で蛹になり、5月末に羽化します。