艶消しの赤に10個の黒い大きな点が入った丸っこいてんとう虫です。
トホシテントウ
- 甲虫目テントウムシ科テントウムシ亜科マダラテントウ族
- 分布 北海道、本州、四国、九州
- 出現期 5~9月
- 大きさ 6~9mm
- 食草 幼虫、成虫ともカラスウリなどの葉
- 完全変態
- 越冬 幼虫
成虫
微毛があり光沢のない赤色の地に10個の黒紋が入ったずんぐりとしたテントウムシ。触角は橙色、脚は赤色。脚の色は変異があるそうですが。
仲間
マダラテントウ族の仲間にニジュウヤホシテントウやオオニジュウヤホシテントウ、ジュウニマダラテントウなどがいます。これらは草食性のテントウムシで、異なる食草を食べ分けています。光沢のないてんとう虫達です。
ニジュウヤホシテントウはナス科やウリ科が食草で、食欲旺盛で葉脈を残し食べ尽くすので、畑の害虫と言われます。
幼虫
橙色に黒い刺状突起のある印象的な幼虫です。
越冬していた幼虫があちこちに。
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