草むらを歩いていると飛び出すものが
ツトガ
- チョウ目ツトガ科ツトガ亜科
- 分布 北海道、本州、四国、九州、対馬、沖縄
- 開帳 24~38mm
- 出現期 6~8月
- 幼虫の食草 イネ、シバ
- 完全変態
- 越冬 若齢幼虫
雌の方が大型。触角は雄が太く長く、めすは糸状で短く、写真は全て雌です。
前翅は細長く淡褐色、翅頂は尖り外縁は中央で凹みます。前翅に縦に黒い破線入り、外縁部に白帯があり、黒い斑紋が並びます。後翅は雄は淡褐色、雌は淡色です。この種類にしては下唇鬚は短めです。
成虫の寿命は1週間ほどだとか。幼虫は芝や稲の害虫と言われます。土中に糞や枯葉のクズを糸で紡いで苞を作り潜んで食害します。若齢幼虫で越冬し、、初夏に蛹化します。