よく見かける黄色と黒の、蜂のような虎柄のカミキリムシです。
ヨツスジトラカミキリ
- 甲虫目カミキリムシ科
- 分布 関東以南の林や野原、朝鮮半島沿岸部
- 大きさ 13~20mm
- 出現 6~9月
- 年1回発生
- 昼行性
- 完全変態
- 越冬 幼虫 休眠せず材内で摂食しながら冬を越す
- 餌 成虫は花の蜜、幼虫は広葉樹の生木や朽木の材
全体に黄色い微毛に覆われます。背面は濃黄色、腹側は淡黄色。胸部背中央に黒い横帯、上翅に黒い斑紋があります。
触角、脚は赤褐色。飛翔性は高く俊敏、前翅は殆ど開かず、後翅のみで飛びます。
雄は雌に比べて細身、アシナガバチ類に擬態しているようで、カミキリムシにしては触角が短く10節、雄の方が長い。
上が雄。スイカズラ、ガマズミ、ノリウツギ、ヤブガラシ、セリなどの白い花が好きなようです。広葉樹の皮の割れ目に産卵します。幼虫は白い芋虫。