植物の構造 育て方

ヒユ科~センニチコウ(千日紅)

鮮やかな苞葉が長く色を保ち楽しませてくれます。ドライフラワーもいいですね。

特徴

センニチコウの花に見えるところは紫、ピンク、白、赤に色づいた苞葉

熱帯アメリカ原産のヒユ科センニチコウ属(ゴンフレナ属)の一年草で江戸前期に渡来しました。。と長く楽しめるセンニチコウ(千日紅)はサルスベリ(百日紅)と比較して名付けらました。センニチボウズ(千日坊主)、テマリバナ(手毬花)、センニチソウ(千日草)、ダンゴバナ(団子花)、ダルマソウ(達磨草)などとたくさんの名前で呼ばれています。

長楕円形で先端が尖り縁には長毛があるセンニチコウの葉

草丈は15~60cm。茎には灰色の剛毛があります。花序の基部には葉柄のない1~3枚の葉があります。葉は対生、長さ5~10cmの長楕円形です。先端が尖り、葉縁は波打ち長毛が生え、鋸歯はありません。

センニチコウの花

花期は7~11月。花の様に見えるところは紫、ピンク、白、赤に色づいた苞葉です。花茎をのばし、2cm程の頭花を付けます。花は1mmほどで沢山の毛のある5枚の花被片は2枚の苞葉に包まれて目立ちません。雄しべは5本、花糸が融合して筒状になっています。雌しべは単室、子房上位、柱頭は2裂しています。雄性先熟で、後から雌しべが伸びます。

白い苞葉のsセンニチコウ

白い苞葉です。

果実

センニチコウの羽のような中で綿毛に包まれた種

球形の胞果で羽のような中に綿毛に包まれた光沢のある褐色の腎形の種子ができました。

ドライフラワー

12月苞がカサカサしてきました。花を摘みましょう。まだ花が新鮮な状態でドライフラワーを作ります。花のすぐ下の葉以外をすべて取り除き、逆さまにして日陰に吊るしておけば簡単にドライフラワーになります。江戸時代には作られていたとか。

育て方

暑さにも乾燥にも強く育てやすい植物です。

手入れ
6~10月、摘心や切り戻し、花数も増やせます。

増やし方
花が色あせてきたら摘んで乾燥させます。発芽には20℃が必要なので種蒔きは5月。種は綿毛に包まれているので土や砂でこすって綿毛を取り除きます。1週間足らずで発芽します。本葉が2~3枚になったら定植します。
4~6月には差し芽(10cmほどに切る)をして増やせます。

仲間たち

キバナセンニチコウ(黄花千日紅)
大正時代に渡来した球根を持つ多年草。草丈60~80cm。花は少し大きく、苞の色は黄色、赤色。葉は細い。別名アメリカセンニチコウ

ストロベリーフィールズ
草丈80cmと大きく、花はイチゴに似て苞の色は明るい赤色、朱色球根を作り冬越しできる

ファイヤーワークス
スパイシー香りがある花火のようなピンク色の花。よく枝分かれして大株になる。耐寒性がある。

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