7年ほど前、買ってきた根三つ葉の根を埋めて以来、バンバン増えて、毎年芽を出してくれて大助かりです。ミツバやセロリの小さな花を見たことがありますか。すごく小さいのです。
セリ科の特徴
ミツバはセリ科です。セリ科の特徴はー茎は太く木質化します。葉は互生に付き羽状や掌状になります。花は散形花序で花弁は5枚、雄しべ5本、雌しべの子房は2室に分かれています。果実は乾果です。
ミツバ
セリ科ミツバ属の多年草です。原産は日本、朝鮮半島、中国。昔は野生のものを食べていたようで、栽培され始めたのは江戸時代です。花期は6月~8月。花が咲く頃は、アブラムシが付きやすい時期です。
今は種がたくさんできています。カラカラになった鞘がはじけて細長い種がこぼれます。
夏の間、種を付け始めると葉っぱが硬くなり、しばらくは収穫はお休みしていましたが、また柔らかい葉が出始めました。そして下を見ると沢山の芽が出てきています。連作はいけないとか言いますが、もうずっとここ、やはり毎年勝手に出てくるシソと一緒です。傍にはミョウガが植えてあります。皆湿った日陰が好きですから。
もうしばらくは食卓を彩ってくれそうです。
セロリ
和名がオランダミツバ。セリ科、オランダミツバ属のセロリ、こちらは地中海沿岸原産です。野菜として日本に入ってきたのは明治時代、広まったのは戦後のことです。花の付き方は違いますが、同じセリ科らしくミツバとよく似た小さな花を咲かせます。育てた時に花も見たくなって咲かせてみました。それに、子供たちは食べてくれないんですよね。
花が咲くと固くなって美味しくなくなります。食用から観賞用に用途変更になりました。お星さまみたいに綺麗でした。2か月近く楽しませてくれました。
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