野菜・ハーブ 育て方

ナス科の植物~3種類のトマトとコンパニオンプランツ

トマト

桃太郎が真っ赤に色付きました今年の初収穫です。

 ナス科 トマト  桃太郎

今の野菜たちは、手前にナス、向かって左サイドにミニ姫というミニトマト。その奥に姫リンゴが埋もれています。右サイドには種がこぼれて出てきたミニトマト。奥に桃太郎が2株、ナスがもう一株、キュウリに、バジル、パセリ、シソと大混雑です。今年は苗を買うのが2週間ほど遅れてしまいました。苗もお店の傍らに押しやられていて、少し間延びしたものでしたが、元気に育っています。

 庭 ナス科 トマト ミニトマト ナス

トマトはナス科、アンデス高原原産です。強い日差しと昼夜の寒暖差、乾燥気味が好きな植物です。

トマトの育て方

  • トマトを種から育てるなら3月ごろから。トマトの種は小さいので圧縮用土などにまくのがお薦めです。芽が出るまでは、蓋を少しずらして通気性を保ちながら乾燥を防ぎます。今年はミニ姫という芯どまり性の品種を4月初めに種をまきました。
  • 苗の植え時は、遅霜を避けるために、5月連休が終わってから。花房は一方向につくので、揃えて通路側にすると、収穫が楽です。支柱を立てます。
  • 脇芽が出てきたら、大きくなる前に晴れた日に摘み取ります。大玉のトマトは1本仕立てにするのが基本です。ミニトマトは1本仕立でなく、込み合ってきたら脇芽を摘む様にします。この脇芽、土にさすと根が出ます。お試しください。
  • 大玉のトマトは、花房が5段つくと、その上2段の葉を残し芯止めします。ミニトマトも支柱の高さになったら、芯止めします。充実した実が付きます。

    注意点

  • 肥料をやるならリン酸成分のものを。実を甘くしてくれます。
  • 地植えなら水やりはほとんど必要ありません。水をやるなら根元にかけてください。水分が少ないほうが実が甘くなるといわれますが、皮が固くなる原因にもなります。水分が多いと実割れをおこします。悩ましいところです。
  • アブラムシやハモグリバエなどが付きます。周囲の雑草を刈り取っておくと予防になりなす。光るものを嫌うので、銀色のマルチやアルミホイルなども効果があります。
  • 連作すると、立枯れ病やうどんこ病にかかりやすくなります。

今のトマトたち

ナス科 ミニ姫

種から育てたミニ姫は花房と花房の間に1から2枚の葉しかなく上に伸びない芯止まり性のミニトマトです。間が狭いので込み合っています。

ミニトマト

これは去年植えていて、晩秋まで実を付けていたミニトマトの実が落ちて、そこから沢山芽を出した苗です。味はどうかちょっと心配ですが、みんな元気に大きくなっています。お行儀よく並んでいます。種類によって実の付き方も様々。ブドウの房のようなものも。

 ナス科 トマト 桃太郎

これは桃太郎。1株108円也。立派な実をもう沢山つけています。お得。さすがに重い実を支えるだけあって、茎も太くしっかりしています。もう1本の桃太郎は、1本仕立てに失敗してしまいました。蚊が多くなって、雨が続いて、気が付けば下の方からにょきにょきと、すっかり伸びていました。

コンパニオンプランツ

トマトとハーブはとても相性がいいんですよ。トマトのそばには、バジル、パセリ、シソを植えています。これをコンパニオンプランツといいます。そのメリットは

  • 害虫駆除 キク科、セリ科、シソ科などの強い香りが、虫を遠ざけてくれます。
  • 病気予防 ユリ科、ネギ科などが根に共生する微生物が、ナス科、ウリ科などの病原菌を減らします。
  • 成長促進 根や茎、葉から分泌される物質がほかの植物の生育によい影響を与えます。

薬や肥料に頼らないで良い結果を得られるならやらない手はありません。

コンパニオンプランツ バジル

トマトのお友達バジルです。食べても相性抜群です。シソ科です。これも芯止めします。芯止めした先っぽは、コップにさして、根を出します。こうして増えていきます。

-野菜・ハーブ, 育て方

Copyright© 奥行き1mの果樹園 , 2024 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.