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ツツジ科~アセビ(馬酔木)

東北地方以南の日本に自生しています。日本には「アセビ」と「リュウキュウアセビ」が自生しています。リュウキュウアセビは奄美諸島、沖縄原産で花穂は垂れずに上向きに花を咲かせます。その野生種は採り尽くされて絶滅したといわれています。アシビ、アセボ、アセミ、ウマクワズなどと呼ばれています。

アセビの特徴

枝を覆うように白い壺型の花を下向きに付けるアセビ

ツツジ科アセビ属の常緑低木。枝を覆うように白い壺型の花を下向きに付けます。比較的耐寒性があり北海道などでも育つことができます。実生でも育てられますが成長が遅いので挿し木の方法がとられます。葉、樹皮、茎、花と全草に毒があり、血圧低下、下痢、嘔吐葉度を起こします。「馬酔木」は馬が葉を食べると酔ったようにふらふらになることからついた名前です。葉を煎じて殺虫剤に使われます。

幹 葉

幹はやや捻じれ灰褐色で縦に裂けめが入ります。葉は枝先に集まって互生に付きます。新芽は赤くきれいです。葉身3~10cm、幅1~2cm、披針形または長楕円形で先端は尖っています。葉表は艶があり濃緑色、葉裏は淡緑色。縁の上部には浅い鋸歯があります。

アセビの円錐花序

花期は3~5月。葉腋から10cm程の円錐花序を出し白色の花を多数付け垂れ下がります。花は下向きに付き長さ6~8mmの長壺型で先端は浅く5裂します。

先端が浅く5裂した長壺型のアセビの白い花

雄しべは10本、花糸の基部に毛があり葯には2個の刺状の突起があります。雌しべは花と同じ長さです。萼は薄緑色、赤色のもの、まだらのものもあります。花後に伸びた枝に翌年の花芽が付きます。

アセビ

クリスマスチア、ウスベニアセビ、ベニバナアセビなどの薄紅色の園芸種があります。

果実

長い花柱が残っている若い果実

果実は5~6mmの扁球形の蒴果、花は下向きに付きますが果実は上向きに付きます。長い花柱が残っています。9~10月褐色になり5裂します。種子は2mmほど。

アセビの扁球形の蒴果

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