ヒゲジロハサミムシ
- ハサミムシ目ハサミムシ科ハサミムシ亜科
- 分布 本州、四国、九州、南西諸島
- 生息環境 落ち葉の堆積下や朽ち木の中
- 大きさ 18~30mm
- 出現期 4~11月
- 食べ物 雑食性 小昆虫の死骸 植物質
- 不完全変態
- 越冬 幼虫
コナラの割れ目に頭を突っ込んでいました。自然界の掃除屋さんです。体色は黒色から赤褐色、翅は持ちません。触角は黒色で先端寄りの2節が白色です。脚は乳白色で腿節の基部が明確な茶褐色の帯になっていて、よく似たコヒゲジロハサミムシやコバネハサミムシとの違いです。ハサミはあまり湾曲しません。オスはメスより小さくハサミの湾曲が大きいそうですが、区別が出来ません。メスは卵を産んだ後も、カビなどが付かないように世話をするそうです。幼虫は灰色から黒色に、黒くなると何齢か、また成虫との区別も難しいようです。