ハラヒシバッタ
- バッタ目ヒシバッタ科ヒシバッタ亜科
- 分布 北海道、本州、四国、九州の明るい草地
- 大きさ ♂8~10mm ♀9~15mm
- 出現期 4~11月 年2~3化
- 食べ物 葉やコケ類を中心に雑食
- 不完全変態
- 越冬 幼虫
- 名の由来 原っぱに住む普通のヒシバッタ
低い草の間や裸地に見られます。オスとメスは同型で、ややメスが大きいが、外見では判別できません。同種と思えないほどの色や斑紋に変異が多い種です。
背面は菱型で淡褐色から黒褐色。前胸背は長く伸びて前翅は短く鱗片状、後翅は腹端まで伸びますが、飛びません。前胸背板側面の抉れが2か所あります。極端に太い後脚でぴょんぴょん。背面の斑紋は、左右対称の黒い斑紋が基本の形で、写真の個体は四角形に大きな斑紋が入っていますが、その形や大きさや場所も様々。斑紋が組み合わされたり、無紋型もあります。
淡褐色に左右対称の黒い斑紋の個体。
ぴょんぴょん跳ねます。
こちらは淡褐色に小さな斑紋が入っています。
この個体も淡褐色にちっちゃな斑紋です。