名前の如くなかなかユニークなハチです。
オオコンボウヤセバチ
- ハチ目コンボウヤセバチ科
- 分布 北海道、本州、四国
- 大きさ 14~20mm
- 出現期 5~8月
- 寄生バチ ハナバチやアナバチの幼虫に産卵し寄生
黒色で細長く、腹部が棍棒状で朱色の縞模様が入ります。
花の蜜を吸うために口器が伸長しています。首が長い。脚は黒色、前脚、中脚は細く短く、後脚は長く、脛部が肥大し、両端が白色になっています。
雌は産卵管が長く体長と同長。よく似たヒメコンボウヤセバチは産卵管が短いことで区別ができますが、雄はよく似ています。産卵管は黒色で先端が白い鞘の中に納められていて自在に出し入れします。獲物を見つけると産卵管から穴に潜り込んでいきます。産卵管はしなやかで後脚で挟んで扱く様にお手入れします。