セイヨウジュウニヒトエ
- シソ科キランソウ属の常緑多年草
- 北ヨーロッパ原産
- 帰化種
- 草丈 15~30cm
- 花期 4~6月
- 別名 セイヨウキランソウ アシュガ
葉
根生葉は長い葉柄を持ち、ロゼッタ状で越冬します。葉は互生、倒卵形から長楕円形、葉縁には丸い波状の鋸歯があります。
匍匐枝を長く伸ばし、節から根を下ろして増え群生します。
斑入りの品種です。
花
直立した花茎は4角形、穂状花序に多数の花を輪生状に付け、下から咲き上がります。
花色は青、紫、ピンク、白色、花径は1cmほど。
苞は葉状、萼は鐘状で5裂、唇形の花で上唇は短く2浅裂、下唇は3裂し、中央裂片が大きい。雌しべが1本、雄しべは長短、各2本で上唇に沿って斜めに付いています。葯の黄色がよく目立ちます。
育て方
半日陰の水はけのよい、風通しの良い場所で育てます。耐陰性、耐寒性があります。水やりはやや多めに、11月頃からの休眠期はやや控えめに。枯れた葉や花は取り除き、込み合ってきたら切除、抜き取り整理します。植え替えは芽出し前の3月頃、花後の6月に。増やし方は株分け。病害虫はアブラムシと立ち枯れ病、通気を良くします。