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マメ科~ツルマメ(蔓豆)

全体的に毛だらけで周りの植物に巻き付いて覆いかぶさるように旺盛な成長力を見せます。小さなピンク色の花は愛嬌があります。

ツルマメの特徴

ツルマメ

日本、東アジア、シベリア東部のやや湿った日当たりの良い場所に分布する在来種でマメ科ダイズ属のつる性1年草です。別名ノマメ(野豆)。大豆の原種だそうです。

ツルマメの葉

他の植物が成長した後の5~6月に芽を出し他の植物に左巻きに絡みついて1~4m伸びます。茎は細くても強く、茎には褐色の逆毛があります。葉は互生に付き、長い柄を持つ3出複葉で小葉は幅1.5~2.5cm、長さ4~6cmの長卵形から披針形、先端が円頭や尖るものもあり変異が多く見られます。両面とも毛があり、裏面の葉脈上は特に多く見られます。

ツルマメの花

花期7~9月。葉腋に房状に花序を出し6mmほどの小さな蝶形花を4~5個付けます。萼は5裂し黄褐色の毛が密生しています。

ツルマメの花

旗弁は淡紅紫色で中央が凹んでいます。翼弁は白っぽく前方突き出し、竜骨弁は小さく翼弁に隠れるようにあります。

果実

ツルマメの果実

結実期は10~11月、果実は豆果で2~3cm扁平な倒楕円形で黄褐色の荒い毛が密生しています。古来は食用にされていたようです。

ツルマメの種子

熟すと音を立てて2裂して弾けます。2~3個の黒い扁平な種子が入っています。

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