尻尾のようなものをフリフリ、オレンジ色の紋の入ったシジミチョウ、お日様がよく似合います。
ツバメシジミ
- チョウ目シジミチョウ科
- 分布 北海道、本州、四国、九州 ユーラシアの温帯
- 成虫の出現期 3~10月
- 開帳 35~40mm
- 幼虫の食草 マメ科の植物の蕾、花、新芽
- 成虫の食性 花の蜜
- 完全変態
- 越冬 幼虫
成虫
翅の裏面は灰色を帯びた白色に黒い点が散在します。後翅の裏面にはオレンジ色の紋が入ります。後翅には尾状突起があり、これが「ツバメ」の名の由来です。
オスの翅表は、青紫色。春型の翅表の基部付近には青く輝く部分があります。外縁には細い黒帯が入ります。
夏型は外縁の黒い帯が太くなります。
メスの翅表は黒褐色。春型には基部付近に青鱗粉が見られ、夏型はほぼ黒褐色で橙色がうっすらと見られます。
止まっているときに翅をこすり合わせるような動きをして、尾状突起を揺らします。頭から襲うクモなどに対して、触角の振りをして、生存確率をあげる戦略です。